証拠金取引
『FX 外国為替証拠金取引の損益機会』
■損益機会
FX 外国為替証拠金取引の損益機会には、2つあると考えられます。
@売買損益
Aスワップによる損益
■売買損益
FX 外国為替証拠金取引で取引(売買)できる通貨種類は、各会社によって変わってきますが、米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、英ポンド/円、カナダドル/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドルなどがよく扱われている通貨ペアです。
各通貨ペアを売買することにより発生するのが、売買損益です。
●為替変動
各通貨は外国為替市場で24時間取引されており、常に為替レートは変動しています。
為替レートの変動するなかで、私たちも通貨取引をする事になります。
●売買損益の例
例えば、米ドルを¥100の時に買い、¥103になった時に売れば、¥3の利益になります。逆に¥97の時に売れば、¥3の損失です。
外国為替証拠金取引の場合、10,000通貨単位からの取引が多いので、
¥100×10,000米ドル=¥1,000,000分の買い。
¥103×10,000米ドル=¥1,030,000で売って、¥3,0000の利益
あるいは、
¥97×10,000米ドル=¥970,000で売って、¥30,000の損失のようになります。
※取引手数料、スワップ、税金等考慮せず。
●買うことも売ることもできる
今は、買いの例を使いましたが、外国為替証拠金取引では、売りから入ることもできます。
買いの時とは逆になり、米ドルを¥100の時に売り、¥97になった時に買い戻せば¥3の利益、¥103の時に買い戻せば¥3の損失です。
●商品販売と同じ考え
通貨をひとつの商品と考えると、売買損益はわかり易いと思います。
米ドルという商品を仕入れて、仕入れ値より高く売れれば利益がでます。また、先に売る契約をして、その契約値より、安く仕入れられれば利益がでます。
この逆になれば、損失が発生することになります。
では、もう1つの損益機会、スワップポイントに関して見ていきましょう。
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2006年07月30日 19:10