証拠金取引
『損益機会 スワップポイント』
■スワップポイント
通貨間の金利差のことを、スワップポイントと呼びます。利子と考えるとわかり易くなると思います。
●スワップポイントは支払うこともある。
高金利通貨を買い、低金利通貨を売るとスワップポイントを受けとることができます。
逆に、低金利通貨を買い、高金利通貨を売るとスワップポイントを支払うことになります。
●各国の金利政策でスワップポイントは変化する
例えば、例えば、アメリカドル/日本円で10,000ドルの買いがあり、アメリカの金利が5%、日本の金利が1%とします。
金利差は、アメリカ5% − 日本1% = 4%
受け取れるスワップポイントは、10,000ドル×4% =400ドル/1年間
1ドル=¥110とすると、1年で¥4,4000のスワップポイントが受け取れます。1日あたりは、これを365で割って下さい。
逆に10,000ドル売りがあるとスワップポイントを渡すことになります。(通常買いスワップポイントより売りスワップポイントのほうが高くなっています。)
FX 為替証拠金取引の場合、10万円の保証金で10,000米ドル買いポジションが持てます。先の例でいくと、10万円で4.4万円のスワップポイントなので、年率44%!になります。
好成績!そう思いました? ところが、FX 為替証拠金取引の場合、10,000ドル取引で1銭動けば100円の損益です。50銭下がれば、約50日分のスワップポイントがなくなるのと同じことになります。
あと、両通貨の金利に変更があれば、スワップポイントも変わります。金利格差が縮まればスワップポイントも小さくなります。
(2009/2/6現在 米ドル/円のスワップポイントは逆転 パートナーズFXの場合、買いスワップ=−15、売りスワップ=+12)
また、通貨金利は通常各国の中央銀行が、景気動向などを見て通貨流通量を調整する為決定します。
スワップポイントをねらう際は、これらも考えて取引することが大切です。
スワップポイントをねらう人が取引する高金利通貨として、南アフリカランド、トルコリラなどがあります。
■■ スワップポイントをこまめに受け取りたい それができるFX会社 ■■
★★ジャパンネット銀行のオンライン外貨トレード【JNB-FX】
★★外為どっとコム
■■ 高金利通貨トルコリラが取引できるFX会社 ■■
アイ・トレードFX
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2007年08月09日 23:01