証拠金取引
『FX 外国為替証拠金取引のコスト』
ここからは、FX 外国為替証拠金取引にかかるコスト(費用)を説明したいと思います。
大きくは2つのコスト、そして儲かった際に発生するコストがあると考えられます。
■為替取引手数料
1つ目のコストは、為替取引手数料です。
為替取引をする際に取扱会社に支払う手数料になります。
みなさんが、海外旅行に行くとき空港の銀行で、日本円から米ドルに両替する時も1ドルに付き1円などの為替手数料を払っています。
あるいは、銀行で外貨貯金をする際も、預け入れ時外貨を買うのに、1ドルに付き1円、解約時日本円に戻すのに、1ドルに付き1円、往復2円の手数料を支払っています。
この手数料が、銀行など取扱会社の収入となります。
■一般的に銀行より安い為替手数料
これらと同じく、FX 外国為替証拠金取引にも為替手数料が発生します。
この為替手数料は、FX 外国為替証拠金取引を扱う会社によって異なりますが、一般的に銀行の為替手数料より安くなっています。
1通貨あたり、片道10銭、片道5銭、2.5銭など、銀行の1円に比べると10分の1、20分の1、40分の1のコストで取引できます。
ただ、今までの説明にあったように、外国為替証拠金取引は、レバレッジを効かせた取引が特徴です。
その為、10万円を10倍のレバレッジで取引したとすると、100万円分の通貨を取引できます。
1ドル=100円とした場合、10,000ドルの取引が可能です。
1ドル片道10銭の為替手数料として、10,000通貨×10銭(0.1円)=1、000円となります。
このように、取引通貨単位が大きくなるので、為替手数料が1通貨1円もすると、10万円の証拠金にたいして、1万円の為替手数料などとなるので、投資コストが大きくなりすぎます。
このような事からも、外国為替証拠金取引の為替手数料は、低くなっていると考えられます。
また、最近は、手数料0円があたりまえになりました。くりっく365取引所取引業者以外のFX店頭取引業者では、ほとんどが手数料0円です。
次にもう1つのコスト、スプレッドを見て行きたいと思います。
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2006年09月03日 16:54